リピジュア の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

リピジュア

学名 LIPIDURE
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、美容液、保湿クリーム、オールインワン、パック、マッサージ料、アイケア、ボディケア、ハンドケア、ネイルケア、顔用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー

リピジュア とは?

リピジュアは日油株式会社が開発した高機能成分で、ヒトの細胞膜に含まれるリン脂質をモデルにしています。
リン脂質には水と油をなじませる乳化作用や、血管にコレステロールが溜まらないよう移動させる作用があります。
水分を挟み込んで逃がさないため、高い保湿力もあります。

リピジュアは多機能保湿成分として開発された物質で、皮脂と水分を乳化させて皮膚バリアを作り、高い水分保持力をキープします。
1gで6リットルの水分を保つといわれるヒアルロン酸の約2倍の保湿力を持ち、その作用は数時間持続します。
また、水で洗っても保水力が持続するという特徴もあり、化粧品のみならずコンタクトレンズの保水液やスキンケア医薬品にも配合されています。

リピジュア の安全性は?

一種の合成ポリマーなので、皮膚が過敏な場合は刺激となる危険性はあります。
しかし、皮膚科などで処方される塗り薬にも配合されており、海外の約2,600もの医薬品・化粧品に配合されていることから、安全性に関してはそれほど心配する必要はないでしょう。

リピジュア の役割は?

高い保湿機能とその持続性から、高品質な基礎化粧品に配合されています。
また、ダメージへアや乾燥して広がりやすい髪にうるおいを与え、まとまりの良い髪へと整えてくれるので、シャンプーやコンディショナーにも使われています。

その他、化粧水を含ませたコットン製品にも使用されており、メイク落としや素肌ケア、簡易マスクなど、様々な用途に使われています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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