メドウフォーム-δ-ラクトン の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

メドウフォーム-δ-ラクトン

学名 Meadowfoam Delta-Lactone
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 ボディソープ、リップケア、口紅、マスカラ、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤

メドウフォーム-δ-ラクトン とは?

メドウフォームはアメリカ原産の一年草で、西部の牧草地一面に乳白色の花を咲かせます。
その種子から採られたのがメドウフォーム油で、その脂肪酸から得られるエステル(ラクトン)がメドウフォーム-δ-ラクトンです。

加熱すると髪のタンパク質であるケラチンと結合し、しっかり吸着することで疎水性を持ちます。
健康な髪は疎水性があり、キューティクルが水をはじき、油をなじませることで常に一定の水分量を保っています。
しかしダメージヘアはキューティクルが失われ疎水性を失い、どんどん水分を吸収してしまうため、油分がはじき出されてしまい、パサパサでまとまりにくい髪になってしまいます。
そこでこの成分を使用すると、髪の内外部に吸着して水をはじき、健康な髪へと導いてくれます。

またキューティクルの代わりとなり、内部のタンパク質や水分の流失を防ぎます。
シリコーンの一種ジメチコンと同様くし通りを良くしツヤを出し、静電気を防止する作用もあり、髪の保護や補修効果が期待できます。
さらに、2剤式の白髪染めやおしゃれ染めに使用されている酸化染料の刺激を緩和し、頭皮への影響を小さくする働きもあります。

メドウフォーム-δ-ラクトン の安全性は?

メドウフォーム油は不飽和脂肪酸が約99%で酸化しにくいオイルです。
また刺激性成分は配合されていないので、安全性は高いといえるでしょう。

メドウフォーム-δ-ラクトン の役割は?

紫外線やパーマ、ヘアカラーなどでダメージを受けた髪のキューティクルを保護するため、シャンプーやトリートメント剤に配合されています。
また、水分を蒸発から防ぐ作用がありながらべたつきが少ないので、ボディソープ、リップケアを始めメイクアップ化粧品にも使用されることがあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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