メドウフォームエストリド の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

メドウフォームエストリド

学名 Meadowfoam Estolide
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、クレンジング、乳液、美容液、パック、ボディケア、ハンドケア、レッグ・フットケア、リップケア、チーク、口紅、トリートメント、スタイリング剤

メドウフォームエストリド とは?

「メドウエストリド」とも呼ばれ、メドウフォーム油から作られるセラミド様成分です。
メドウフォームとは北アメリカ固有の植物で、花は乳白色、あるいは花芯が黄色く外側が白いリムナンテス科の植物です。

メドウフォーム油は種子から採れ、イコセン酸を多く含んでいます。
これは植物のオイルには珍しく、悪玉コレステロールを減らして血圧を安定させる作用があります。
また、ドコサジエン酸も多く、中性脂肪やコレステロールを減らす作用があり、生活習慣病の予防や改善効果が期待されています。

メドウフォームエストリドは5%程度と非常に高い保湿作用があり、セラミドと同様肌に薄い皮膜を作ることで紫外線などの刺激から守る働きがあります。
さらに皮脂量をコントロールする作用があるため、オイリー肌でも使用でき、ニキビや炎症を抑えます。

メドウフォームエストリド の安全性は?

メドウフォーム油に関する日本や海外での臨床試験によると、皮膚への刺激やアレルギー反応は認められなかったという結果が出ています。
しかし、動物実験では若干の刺激があったことから、敏感肌の場合は使用前にパッチテストを行なったほうが安心です。

メドウフォームエストリド の役割は?

肌の皮脂量を調整し、紫外線による酸化を防いでくれます。
また、非常に高い保湿作用があるため、基礎化粧品を始め乾燥しやすいボディや手、脚、髪などのケア製品に配合されています。
また即効性があるので、乾燥した唇のケア製品や口紅にも使われます。
さらに、クリームの質感にコクを与える目的で配合されることもあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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