ポリ-ε-リシンの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ポリ-ε-リシン

学名 Polyepsilon-Lysine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 洗顔料、クレンジング、乳液、美容液、保湿クリーム、ボディクリーム、アイライナー、シャンプー、コンディショナー、アイブロウ、マスカラ、トリートメント、カラートリートメント、ヘアスタイリング剤

ポリ-ε-リシンとは?

必須アミノ酸のL-リジンが直鎖状につながっているポリアミノ酸です。
トウモロコシなどを微生物発酵して生成されるポリマーで、天然の保湿剤です。
抗菌作用があり、カビ、細菌、心筋、黄色ブドウ球菌、大腸菌などに有効とされており、食品にも使用されています。

そのほか水溶性、生分解性などを持ち、必須アミノ酸のホモポリマーであることから安全で環境に適応しているとして、現在新繊維やフィルムなど色々な用途が考案されています。

ポリ-ε-リシンの安全性は?

天然に存在するアミノ酸なので、安全性は高いと考えてよいでしょう。

ポリ-ε-リシンの役割は?

抗菌性があるため、化粧品には防腐剤として添加されることがあります。
この成分だけでは弱いのですが、パラベンの分量を減らしたり、1,3-ブチレングリコール、ポリオール系溶媒と併用したりすることでより安全で低刺激な製品を作ることができます。
その性質を利用して、パラベンフリーを謳うオーガニック化粧品やヘアカラートリートメントに配合されています。
また保湿作用があり皮脂を取り過ぎないため、クレンジング剤にも使用されています。

静電気防止やキューティクル補修、指通りをよくする作用もあるとされ、シャンプーやトリートメントに配合している製品もあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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