ポリ-γ-グルタミン酸Naの成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ポリ-γ-グルタミン酸Na

学名 SODIUM POLYGAMMA-GLUTAMATE
用途・効果 保湿
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、保湿クリーム、パック、ピーリング、ボディケア、化粧下地、顔用日焼け止め、ファンデーション、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、カラートリートメント

ポリ-γ-グルタミン酸Naとは?

ポリグルタミン酸はグルタミン酸のポリペプチドで、天然のものはγ-ポリグルタミン酸と呼ばれるアミノ酸の一種です。
納豆のネバネバはこの成分と多糖類からできており、通常のアミノ酸と違い特殊な構造をしており、分解酵素プロテアーゼによっても分解されないという特徴があります。
ポリグルタミン酸を化合したものは抗がん作用があるとして、すでにアメリカで認可されています。

ポリ-γ-グルタミン酸Naは、γ-ポリグルタミン酸が非常に保湿力が高いことから、拡張する砂漠を食い止め、緑地化するために開発された高吸水性ポリマーです。
ポリグルタミン酸以上に保湿作用を高めた成分なので、化粧品には天然由来のアミノ酸化合物としてよく使用されています。

ポリ-γ-グルタミン酸Naの安全性は?

納豆から取れる成分なので、安全性は高いと考えられています。
しかし原料が天然とはいえ合成によってできた成分なので、多少の刺激を感じることがあります。
また納豆アレルギーという、大豆アレルギーの中でも特殊なものが発見されており、アナフィラキシーショックを引き起こしやすいといわれています。
大豆アレルギーがある場合は必ずパッチテストを行なうことをお勧めします。

ポリ-γ-グルタミン酸Naの役割は?

ヒアルロン酸を上回る保湿力があるとされ、乾燥肌用化粧品やエイジングケア化粧品に配合され、みずみずしい肌を再生する助けとなります。
また、ネバネバ成分の特性から薄い皮膜を作り、髪のコンディションを整える働きがあると考えられおり、シャンプーやトリートメントにも使用されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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