ペリセア の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

ペリセア (別名:ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム)

学名 Sodium Dilauramidoglutamide Lysine
用途・効果
安全性 A (安全性に信頼が持てる成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、クレンジング、化粧水、乳液、美容液、オールインワン、パック、ボディケア、シャンプー、コンディショナー、トリートメント

ペリセア とは?

化粧品表示名を「ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム」といい、旭化成ファインケム(株)が開発した高機能成分です。
N-ラウロイル-L-グルタミン酸とL-リジンを合成したもので、植物由来の脂肪酸とアミノ酸から作られます。

肌の角質層に浸透し、セラミドと同じような作用をします。
セラミドは皮膚バリアの構成成分で、紫外線や外的刺激、ウイルスや細菌などから肌を守り、うるおいを保ったり肌理を整えたりする作用があります。
さらに、セラミドが水にも油にも溶けず製品として扱いにくいのに対し、ペリセアは水溶性なので化粧品に配合しやすく、浸透もしやすくなっています。

また、ダメージへア用に開発された成分でもあり、1分程度で毛髪内部まで浸透して水分量を安定させ、ハリやコシのある髪へと導きます。
さらにダメージで痩せた髪を回復する機能もあります。

コーティング剤としての機能もあり、キューティクルが剥がれるのを防ぎ、髪の手触りを良くします。

ペリセア の安全性は?

成分が植物由来の脂肪酸とアミノ酸なので、安全性は高いといえます。
また、アミノ酸は皮膚の構成成分でもあり、刺激もほとんどありません。

ペリセア の役割は?

基礎化粧品やシャンプー・トリートメントに配合し、傷んだ肌や髪を修復させる効果を狙っています。

ただし、ペリセアはその機能が有効になる最低濃度が0.5%ですが、それ以下のものが多いといわれており、効果が出ないことがあります。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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