亜硫酸ナトリウム の成分解説と安全性、役割

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白髪染め・カラートリートメントの成分解説

亜硫酸ナトリウム

学名 Sodium Sulfite
用途・効果
安全性 C (危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分)
よく使われる商品例 固形石鹸、洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、美容液、保湿クリーム、ピーリング、ボディケア、ハンドケア、入浴剤、オールインワン、化粧下地、顔用・ボディ用日焼け止め、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤、ヘアカラー・白髪染め、ブリーチ剤、ヘアマニキュア

亜硫酸ナトリウム とは?

亜硫酸水素ナトリウムに炭酸ナトリウムを加えて作られる二ナトリウム塩で、「亜硫酸ソーダ」「亜硫酸塩」とも呼ばれる成分です。
食品添加物として認められており、酸化防止剤、保存料、防腐剤、漂白剤としてジュース、ワイン、ドライフルーツなどに添加されています。
食品の色素細胞を壊して見た目をよくするため、カンピョウやレンコン、エビ、カニなどにも使われています。

化粧品分野では染毛剤や漂白剤、パーマの還元剤などに配合されています。
パーマの還元剤に使われているのはサルファイトという名で、髪のタンパク質に含まれるシスチンの結合を切断する働きがあります。
ほかの還元剤に比べると手触りがソフトで、かつにおいが少ないのでよく使用されています。

亜硫酸ナトリウム の安全性は?

食品添加物として古くから使用されているものの、ワインに使用されている亜硫酸塩のガスは喘息を引き起こすとして問題になった成分です。
アレルギーや中枢神経麻痺なども疑われ、動物実験では代謝障害や催奇形性が認められています。
大量の使用でなければ問題はないと考えられますが、心配な場合は使用を避けましょう。

亜硫酸ナトリウム の役割は?

パーマ剤の還元剤に使用すると、他の還元剤がハリやコシを出すのに比べ、柔らかくふんわりしたカールを作ることができます。
また、化粧品が使用中に酸化や劣化することを防ぐために、酸化防止剤として配合されています。

- Attention -

安全性判定は各種文献を参考に当サイトの見識による独自の判定としております。特にアレルギーなどが心配な方は必ず医師に相談のもとご利用ください。

・含有量について
各成分の含有量は成分表示順に基づいて算出しておりますが、1%未満の成分については順不同にて掲載されており、どこからが1%未満なのかの明示はないため、成分表示順にて含有量を算出しております。

・色剤
着色料や染料は配合の量に関係なく、最後にまとめて表示するルールとなっているため実際の含有量はグラフよりも多くなっている可能性があります。(特にタール系色素が含まれている場合にはご注意ください)

・メイコンテイン表示
同一製品で色違いの商品など、色剤のみが異なる場合、(+/-)の表示の後に全色の含有成分をまとめて記載出来る制度のこと。当サイトでは記載された全成分を判定対象としています。

<参考文献>
自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典
化粧品成分用語事典
化粧品成分ガイド

ルプルプ

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