白髪は一般的に何歳から生えるもの?増える前に対処するにはどうすればいい?-美髪ラボ

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白髪は一般的に何歳から生えるもの?増える前に対処するにはどうすればいい?
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白髪が生える平均年齢=女性:35歳、男性:34歳

白髪って何歳くらいから生えるのが普通なんでしょうか。
多分、多くの方が1~2本は10代のうちに生えていた経験があると思うのですが、その後じわじわ増えていたとも考えられませんよね。

一般的に、何歳くらいから白髪は生えるものなのでしょうか。
なぜその年齢なのでしょうか。

白髪が生える年齢と原因について

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白髪が生える年齢は人によってかなり差があります。
10代から若白髪が目立つ人もいれば、50代を過ぎてもほとんど生えていない人も。
ですが、ある程度の傾向はあるようです。

白髪が生える平均年齢は男女ほとんど同じ

白髪が生える平均年齢は「女性は35歳、男性は34歳頃」というのが通説になっています。
男女でほとんど変わらないということですね。

2011年に株式会社ナガセビューティケアが発表した調査結果によると、女性の白髪の悩みは20代がゼロ、30代が34.0%、40代になると一気にトップの62.0%、50代でも69.0%になっています。

中国で約2000年前に書かれた「黄帝内経(こうていだいけい)」では、女性の閉経が49歳であるとした上で、7歳ごとに節目が現れると説いています。
現代の日本女性の閉経が平均50歳前後であることから、昔とほとんど変わらないことに驚かされますが、問題は白髪の年齢です。

黄帝内経では、42歳で「髪に白髪が混じり始める」とあり、35歳ではありません。
つまり私たち女性は、髪の毛に関しては約7年も老化が早くなっているのです。
ちなみに、男性も48歳で「白髪が目立ち始める」となっており、男性のほうがさらに髪の老化が早まっているようです。

早過ぎる白髪には、それ相応の原因がある

2000年の間に医学は大きく進歩したのに、白髪が早まっているという事実。
さらに、最近は若白髪で増える人も増えているということは、それだけの原因があるということです。

先ほどの例で挙げたナガセビューティケアの調査によると、頭皮や髪のために大切だと思うことと、実際に行なっている率は以下のようになっています。

大切だと思うこと 実際に行なっている
正しい食生活 74.6% 29.6%
睡眠をしっかり取る 69.0% 33.8%
ストレスを溜めない 68.8% 16.4%
頭皮のマッサージを行なう 61.6% 15.6%
パーマやカラーをしない 51.0% 13.8%
日焼けを避ける 48.6% 15.6%

参考:株式会社ナガセビューティケア 働く女性の「髪と頭皮」に関する意識調査 より抜粋

誰もが頭皮と髪に何が大切かよく理解しているにも関わらず、実際にはほとんどできていないことがわかります。
これらのすべてが、白髪が生える時期を早める原因となっているのです。

現代人特有のライフスタイルが白髪を増やす!?

昔と違い、街には魅惑的なスイーツやカロリー高めな食材があふれていますし、テレビやパソコン、スマホなどで夜遅くまで楽しむことができます。
アイドルたちのヘアスタイルはステキだし、美容院のテクニックは素晴らしく、お金さえ出せばどんな髪型でも思いのまま。

冬だってグアムやハワイでサマースポーツを楽しむことができます。
こんな現代に生きていながら、「規則正しい生活」なんて無理…こんな声が聞こえてきそうです。

しかし、若い頃に自由奔放な生活を送り、30代以降後悔している女性はとても多いのです。
たとえば、紫外線で傷んだ髪はトリートメント剤でコーティングしてごまかすことはできても、二度と元には戻りません。
夜更かし朝寝坊で体調を崩し、肌が荒れてシワやシミがどんどん増えたら、もう消すことはできません。

同じように、若いうちから乱れた生活を送って30代に白髪が増えた場合、年齢的にも頭皮や細胞の新陳代謝能力は衰え始めていますから、二度と黒髪を取り戻すことはできないかもしれないのです。

一例を挙げると、髪の成長や髪を黒く保つ作用があるとされる女性ホルモンのエストロゲンの分泌量は、30代後半から一気に減ってきます。

しかし、女性ホルモンの分泌量は自律神経がコントロールしています。
そのため、ストレスなどによって自律神経のバランスが乱れるとエストロゲンの分泌が抑えられてしまうため、若くても白髪が増え、髪が抜けやすくなってしまいます。

また、お肌のゴールデンタイムに多く分泌される成長ホルモンですが、これには肌や細胞の新陳代謝を促進する働きがあるため、髪を黒く保つためにも非常に大切なものです。
ところが、グラフを見るとわかるように、20歳の時点で既に減少し始めてしまいます。

しかも、この成長ホルモンは熟睡していないとあまり分泌されないことがわかっています。
夜遅くまでテレビ、パソコン、スマホなどを使用していると、脳は興奮状態になり交感神経が活発になります。
するとなかなか入眠できず、しかも眠りが浅くなってしまいます。

成長ホルモンが十分に分泌されないと頭皮の細胞が新陳代謝できず、結果として白髪の発生につながってしまうことになります。

このように、現代人特有のライフスタイルを謳歌しすぎると、後で白髪というツケとなって返ってくるのです。

特定の場所にまとまって生える白髪は病気サイン!?

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またこれとは別に、白髪の位置によって病気のサインであることがあります。

毎日多くの女性の髪を扱っている美容師によると、白髪が左右どちらかだけに多く生えている場合、職業にはっきりした傾向があるといいます。
右側に白髪が多い場合は芸術関係、左側の場合は経理や税理士など、数字を扱う仕事に多いのだとか。

それだけ右脳、あるいは左脳にストレスをかけているということでしょう
ストレスは血管を収縮させてしまうため、栄養や酸素がその部分に届きにくくなるのです。
ですから、そのまま放置していると脳の働きも衰え、創作活動や業務に支障が出る危険性があります。

また、東洋医学では白髪には「胃」「肝」「腎」に原因があると考えます。
「胃」は前頭部を司っている器官です。
消化の第一段階を受け持っているため、消化不良・便秘・嘔吐・味覚障害などの症状とともに前髪や頭頂部に白髪が増えた場合、胃腸障害の可能性があります。

「肝」は側頭部を受け持っています。
東洋医学では「肝」は肝臓や胆嚢の消化吸収作用のほか、血液供給や精神活動のバランスを整える働きもあります。

そのため、イライラや生理痛、鼻血、食欲減退、下痢、めまいなどの症状が起きた場合、同時に側頭部に白髪が増えることがあります。
また、「肝」は目と密接な関係があるため、パソコンやスマホによる眼精疲労が側頭部の白髪を増やすと考えられます。

「腎」は後頭部に関係しています。
東洋医学でいう「腎」は「生命の源」と考えられており、非常に多くの働きがあります。
生殖・成長・発育・ホルモン分泌・免疫機能・水分代謝などに携わっており、「腎」の機能が低下すると「老化」となって現れます。

そのため、後頭部に白髪が増えてきた場合、全身の栄養不足や生活習慣の乱れによる全身の疲労が考えられます。
また、不妊症や精力減退、健忘症、更年期障害などの症状がある場合も、後頭部に白髪が増える場合が多いです。

白髪が生える予兆

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白髪が生える前に、予兆があるといわれます。
必ずしもそうとは限りませんが、思い当たることがあるかチェックしてみてください。

予兆その1:いつも同じところが痒くなる

白髪の予兆としてよく言われるのが、生える時にその部分が痒くなるというものです。
原因ははっきりしていませんが、一説では白髪は黒髪より太く硬い傾向があるため、それが刺激となって痒みを覚えるのではないか、というものです。

白髪が黒髪より太いのは北里大学と資生堂による共同研究でわかっており、さらに伸びるスピードも早いことがわかりました。
そのため、黒髪が生える時と違う刺激を受けた毛穴が、痒みを覚えるというものです。

また別の説では、その部分が清潔でなく痒みを起こすような状態だったため、それが悪化して白髪になったというもの。
たとえば、私たちの手の動きにはクセがあり、利き手側に比べると反対側のシャンプーは雑になりがちですし、すすぐ時も利き手の反対側は充分洗い流されていないことが多いのです。

そのため、皮脂が詰まったまま、あるいはシャンプー剤がきちんと洗い流されていないなどの原因によって頭皮が不潔になって痒みが起こり、髪の毛の色素を作るメラノサイト細胞にも影響を及ぼしてしまうのではないか、とも考えられています。

そのほか、頭皮の温度が上がると痒くなることから、頭皮環境が悪化して頭皮が熱を持っていることも原因の一つではないか、という美容師もいます。
シャンプーなどの化学物質や食品添加物、ストレス、エクステ、紫外線などで頭皮に負担をかけることによって、熱を持ってしまうことが痒み→白髪の原因になるという説です。

確かにシャンプー、ストレス、紫外線などは白髪の原因になるとされていますから、これも一理あるかもしれません。

ただ、どれも医学的根拠がある訳ではありません。

予兆その2:白い鼻毛が生えてきた

頭部の白髪以前に白い鼻毛が生えることが多いといいます。
これも原因は不明ですが、考えられるのが常に鼻呼吸をしていると外部からの刺激を非常に受けやすいため、メラノサイト細胞の劣化が早まるのではないか、ということです。

鼻毛には外部からほこりや雑菌などが入り込むのを防ぎ、嗅覚を正常に保つという大変重要な役割があります。
タバコの煙や排気ガスなどの環境汚染物質と常に対峙していますから、その分白髪になりやすいと考えられます。

また東洋医学の見地では、鼻の病気は身体の冷えによるものが多いとされています。
暴飲暴食、運動不足、身体の冷えによって抵抗力や免疫力が落ち、鼻の病気になると考えられているのです。

食生活の乱れや運動不足による血行不良は白髪の大きな原因ですから、白い鼻毛も同じような原因である可能性は大きいですね。

元々メラノサイトが劣化しやすい上に血行不良が重なることで、最初に鼻毛が白くなるのかもしれません。

予兆その3:頭皮が固くなってきた気がする

頭皮の中でも特に頭頂部は最も硬くなりやすい部位です。

この図を見ていただくとわかるように、頭頂部には筋肉がありません。
前頭筋は眉やおでこを動かす時に、側頭筋は口の開け閉めに、後頭筋は首の上げ下げなどで日々使っていますが、頭頂部の帽状腱膜は回りの筋肉に引っ張られるように動くだけなので、一番運動不足になります。

筋肉運動ができないため血流が悪くなりやすく、さらに常に重力がかかっているため頭頂部は硬くなりやすいのです。
また、重力で頭皮に圧力がかかると頭皮の毛細血管が潰されるため、さらに血行が悪くなります。

そのほか、紫外線によって頭皮が乾燥していることも考えられます。
特に分け目部分は一年中紫外線を直接浴びているため、非常に細胞の劣化が激しいところです。
そのためメラノサイトの機能が低下しやすく、白髪が生えやすいのです。

ですから頭頂部が硬くなったと感じたら、白髪の予兆と考えましょう。
また、乾燥してフケが出るほどになった場合も、紫外線の害をかなり受けている可能性がありますので、注意が必要です。

白髪予防及び改善策

こういった予兆を感じたら、白髪が生えてくるサインかもしれません。
そうでなくても私たちは白髪を生み出しやすい環境に生きていますから、予防・改善策をしっかり取るようにしましょう。

食生活を見直し規則正しい生活を送ること

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私たちの細胞は食べたものからできています。
ですから、メラノサイト細胞にしっかり栄養を与えることでメラニン色素が作られ、髪の毛に黒い色がつきます。

まずは食生活を見直し、きちんと必要な栄養が取れているかチェックしましょう。
髪だけに必要な栄養素というものはありません。
すべての臓器や組織に必要なものが髪、頭皮、細胞にも必要なのです。

その中でも大切なのが、タンパク質、ビタミン、ミネラルです。
タンパク質は摂取すると体内でアミノ酸に分解され、髪の毛の元となります。
タンパク質をアミノ酸に変化させるためには消化酵素が必要ですが、この消化酵素の材料となるのがビタミン、ミネラルなどです。

さらに、酵素を働かせるためには「補酵素」とよばれるビタミンやミネラル、糖とアミノ酸が結合した糖タンパク質も必要です。

また、消化酵素で分解されなかった食べ物を腸で分解してくれるのが腸内細菌で、腸内細菌の中の善玉菌を活発にするには発酵食品や乳酸菌などが必要です。

このように、すべての栄養素が揃わないと髪の毛を作ることができません。
また、これらの栄養素がたっぷり詰まった血液が届かなければ、髪の毛を作る毛母細胞や色素形成細胞メラノサイトが活発に活動することもできません。

亜鉛、銅、カルシウム、ビタミンB12、葉酸などが髪に良いといわれていますが、これらは大豆製品や魚介類、海藻などに多く含まれています。
和食を基本に食事を組み立てることが、白髪予防や改善につながるのです。

頭皮を労わりメラノサイトを活性化させること

食事で内側からしっかり栄養素を摂ったら、外側からも頭皮のケアをしてあげましょう。
頭皮は一年中紫外線を浴びています。
紫外線の恐ろしいところは、細胞を劣化・変質させてしまうことです。
メラノサイト細胞がメラニン色素を作れなくなると、髪は色がつかないままで生えてしまいます。

最近はUV加工した日傘や帽子、UVカットヘアスプレーも手軽に手に入りますから、紫外線から頭皮を防ぐのはそれほど難しいことではありません。

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またメラノサイトにしっかり栄養を届けるためには、頭皮マッサージもお勧めです。
頭部の耳から上は動脈から分かれた毛細血管しか通っていません。
毛細血管は髪の毛の10分の1程度の太さしかなく、しかも血流も遅いため、なかなか栄養がしっかり回りません。

そのため、頭皮マッサージで血液が流れやすいよう促してあげましょう。
頭皮マッサージを続けていると頭皮が柔らかくなりますから、白髪が生えにくくなるのです。

頭皮マッサージは顔ほど厳密な方法はありません。
今回ご紹介するのは、その中でも最も手軽にできる方法です。

①両指を組む
②両手の手のひらの間に頭皮を挟む
③ぎゅっと力を入れ、2秒ほどキープする
④手から力を抜く

これを頭部全体に行ないます。
これならシャンプーしながらでもできますし、マッサージといっても指を動かすわけではないのでオイルも不要です。

YouTube:硬い頭皮を柔らかく!シャンプー中もOK「セルフ頭皮マッサージ」

株式会社ナガセビューティケアの調査によると、きちんと頭皮ケアをしているのは約6人に一人
頭皮ケアのヘアケアにかける金額が1年間でゼロ円と回答した人が500人中235人と、圧倒的に多いのです。

もちろん、お金をかけなくても頭皮のケアは可能ですが、多くの女性が顔ほどには気を配っていないことがわかります。
しかし、白髪は増えだすとあっという間です。
そうなる前に、少しずつケアしてあげましょう。

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