甲状腺の病気に要注意!特に女性の抜け毛の増加は病気発症のサインかも!?-美髪ラボ

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甲状腺の病気に要注意!特に女性の抜け毛の増加は病気発症のサインかも!?
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甲状腺の種類とそれぞれの症状について解説!

最近抜け毛が増えてきた…しかも何となく全身がだるくて、何もやる気が起きない…そんなことはありませんか?

40代以降の女性にこういった症状が起きた場合、更年期の始まりであることが多いのですが、それ以外に病気の一症状の場合があります。
よくあるのが甲状腺の異常で、特に40代以降の女性に「甲状腺機能低下症」という疾病患者が増えているのです。

今回は甲状腺の病気と女性の抜け毛の関係について、詳しく解説します

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甲状腺の病気の影響で髪の毛が抜ける!?

甲状腺は首の前面にある、蝶のような形をした小さな臓器です。

縦横4センチ、厚さ1センチ、重さ10~15グラムと非常に小さいながら、甲状腺ホルモンを生成する働きがあり、人間の活動に不可欠な臓器なのです。

甲状腺ホルモンには以下の働きがあります。

・全身の細胞の新陳代謝を促す
・脳の機能を活性化させ、精神を安定させる
・心臓や胃腸の働きを助け、成長や発育を促進させる
・体温を調節する

これらの作用は甲状腺ホルモンの量が減ったり増えたりするとバランスが崩れ、様々な不調が現われます。
特に症状が出やすいのが髪の毛で、頭部細胞の新陳代謝ができなくなることで髪の成長が止まったり、抜け毛が増えたりしてしまうのです。

特に女性は要注意!主な甲状腺の病気と症状

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甲状腺の病気は、大きく分けて機能に異常が起こるもの、炎症を起こすもの、腫瘍ができるものの3種類あります。
そのどれも男性より女性の方がかかりやすいという特徴があります。
病気の種類とそれぞれの症状を簡単に説明しましょう。

①甲状腺機能の異常

・甲状腺機能亢進(こうしん)症(甲状腺中毒症)

甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になる症状で、代表的なのが「バセドウ病」です。
疲れやすい、汗が異常に出る、暑がりになる、呼吸が荒くなり動悸がする、手足が震える、イライラする、口が乾く、微熱が続く、抜け毛が増える、眼球が飛び出るなどの症状があります。
自己免疫疾患の一つだと考えられています。

・甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの分泌量が低下する症状で、代表的な病気が「橋本病」です。
橋本病は男女比が1:20~30といわれ、非常に女性に起こりやすい病気です。

疲れやすい、汗が出ない、寒がりになる、むくむ、体重が増える、気力が低下する、常に眠い、便秘、動作が遅くなる、抜け毛が増えるなどの症状が典型的です。
低下症も自己免疫疾患といわれています。

②甲状腺の炎症

・急性化膿性甲状腺炎

細菌に感染したことが原因で、甲状腺が炎症を起こす症状です。

・慢性甲状腺炎

甲状腺に常に炎症が起きている症状のことで、橋本病もこの一つです。
炎症が続くうちに甲状腺機能が低下してしまいます。

・亜急性甲状腺炎

急性より長引きますが、慢性になるほどでもない症状を指します。
ウイルスの感染が原因と考えられていますが、現在のところまだ解明されていません。
自然に治まることが多いものの、体質によっては10年以上経ってから再発することもあります。

③甲状腺腫瘍

甲状腺に腫瘍(しこり)ができる症状です。
甲状腺全体が腫れる「びまん性甲状腺腫瘍」と一部がしこりになる「結節性甲状腺腫瘍」があります。
症状はほとんどないことが多いのですが、中にはものを飲む時に違和感を覚えることがあります。

多くは良性ですが、1~2割は悪性(がん)です。
甲状腺がんの男女比は1:3といわれ、女性が発症しやすくなっていますが、進行が遅い上に治りやすいといわれています。

甲状腺の病気の可能性を自己判断するには

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特に抜け毛が増えるといわれているのが、甲状腺機能亢進症と低下症です。
その中でも女性に多いのが甲状腺機能低下症(橋本病)で、40代以降に発症することが多いといわれています。

ところが、症状の多くが更年期障害と似ているため、自己判断のみならず病院でも診断ミスをされることも少なくありません。

例えば、以下の症状は更年期障害・甲状腺機能低下症どちらにも現れる症状です。

・倦怠感があり、疲れやすい
・いつも眠く、ぼんやりしてしまう
・めまいがする
・全身または顔や手がむくむ
・手足がいつも冷えている
・体重が増える
・肌が乾燥しやすくなる
・物忘れがひどくなる
・身体がうまく動かなくなり、動作が緩慢になる
・便秘がひどくなる
・抜け毛が増える

また、甲状腺機能亢進症と更年期障害にも、同じような症状が出ます。

・異常に汗が出る
・動悸や息切れ、のぼせなどの症状が出る
・手足が震える
・イライラしたり落ち込んだりと感情の起伏が激しくなる
・喉が渇く
・眠れない
・下痢をしやすくなる
・抜け毛が増える

このように、更年期障害なのか甲状腺異常なのかは判断が難しいのです。

さらに、そのどちらでもない場合もあります。
うつ病でも同じような症状が出ますし、倦怠感や疲労感は肝機能障害、めまいはメニエール病や貧血、のどの渇きは糖尿病の場合もあります。

また反対に、記憶力低下や意欲の低下、表情のなさなどから認知症と誤診され、間違った治療をされ、甲状腺の障害が悪化することもあります。
アルツハイマー型認知症の薬が、甲状腺の機能を低下させてしまうのです。

そのため、抜け毛と併せて体調に異常を感じた場合は、まず喉の付近に触れてみて、腫れているかどうか確認しましょう。
喉全体が腫れている場合は、甲状腺機能亢進症か低下症の可能性が高くなります。

また、甲状腺異常は遺伝も関係するといわれています。
そのため、家族の中にこれらの病気を発症している人がいる場合は、甲状腺専門医で検査を受けたほうが良いでしょう。

どちらにせよ、自己判断はせずに一度病院で診察を受けることをお勧めします。
甲状腺機能障害は血液検査で判断できるので、内科や甲状腺専門医などで調べてもらうと良いでしょう。

甲状腺の病気による抜け毛や薄毛は治せる?

甲状腺の病気の多くは自己免疫疾患のため、完治は難しいといわれています。
しかし、投薬を中心に、生活習慣の見直しで悪化を防ぐことは可能です。
その方法について説明しましょう。

甲状腺ホルモン薬や抗甲状腺薬を服用する

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機能亢進症や低下症の場合は甲状腺ホルモンの量が多すぎる、または少なすぎるという直接の原因がわかっています。
そのため、ホルモンの分泌量をコントロールする甲状腺ホルモン薬あるいは抗甲状腺薬を服用すれば、症状は安定します。

特に女性に多い甲状腺機能低下症の場合、少なくなったホルモンは生命維持のために重要な組織に送られてしまうため、髪の毛に充分届かなくなってしまっています。
しかしホルモン量を増やすことで髪の毛母細胞を活性化することができるので、抜け毛や薄毛も改善されやすいのです。

食事に気をつける(甲状腺機能低下症)

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甲状腺機能低下症の場合、食事に注意する必要があります。
甲状腺ホルモンの材料となるのは、昆布やわかめ、ひじき、海苔などの海藻類やいわし、さばなどの魚介類に多く含まれるヨウ素(ヨード)です。

日本人は元々これらの食材を多く摂る習慣があるため、それが長期間続くと代謝がうまく行かなくなり、ホルモンが作られなくなってしまうことがあるのです。

実際に、北海道など海藻の摂取量が多い地域では、甲状腺機能障害を起こす人が多いという統計もあります。

できるだけ安静にする(甲状腺機能亢進症)

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甲状腺の機能が過剰になると、代謝が高くなるため心臓の動きも活発になり、ちょっと動いただけでも心臓に負担がかかってしまいます。
投薬で症状が治まるまでは、運動は軽いものでも中止してください。
入浴も湯船につかるのは避け、ぬるめのシャワーで短時間で済ませましょう。

ストレスを貯めない

ストレスによって、甲状腺ホルモンの分泌量が低下したり過剰になったりする可能性があります。

甲状腺ホルモンは、脳の視床下部と脳下垂体によって調節されています。
血中にホルモンが不足すると、脳の視床下部から甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)が分泌され、それによって脳下垂体から甲状腺刺激ホルモン(TSH)が分泌されます。

これが甲状腺に働きかけ、最終的に甲状腺ホルモンが分泌されるという複雑な流れになっているのです(図①~③)。
また、甲状腺ホルモンが増えすぎた場合は、それが視床下部や脳下垂体に伝わり、分泌量が減ります(図④)。

これらの一連の流れの大元となる視床下部は、自律神経をコントロールする場所でもあります。
そのため、ストレスで自律神経が乱れるとその影響を受け、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの分泌量調節機能もうまく働かなくなってしまうことがあるのです。

ストレスを完全になくすことは不可能ですが、あまり貯め込まないよう、自分なりの解消方法を見つけましょう。

早めの対処が肝心!気になる人はすぐに受診を

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甲状腺機能障害は女性に多い疾病で、抜け毛に悩む女性の10人に1人は機能低下症だといわれています。
しかし、最近急に抜け毛が増えた、疲れやすく何もする気が起きないといった症状が出た場合、それが更年期障害なのか甲状腺機能障害なのか、あるいは他の病気が潜んでいるかは調べなければわかりません。

その症状の原因が何であっても、放置すると悪化してしまう可能性があります。
気になる人はすぐに病院で診察を受けましょう。
また、その際は甲状腺機能障害の可能性がないか、自分から医師に聞いてみましょう。

治療方法ですが、現在甲状腺機能低下症に使用されている甲状腺ホルモン薬は安定性が高く、服用時間がずれても効果はほとんど変わりません。
また、副作用もほとんどなく、まれに体調を崩すことがあっても量を減らすことで対処できます。

亢進症に使用される抗甲状腺薬の場合、副作用が出ることがあります。
かゆみやじんましん、発熱、肝機能異常、関節痛などがわかっており、その場合は一旦服用を中止する、あるいは放射線治療(アイソトープ)、手術療法などに切り替えることもあります。

治療効果は、人によって出るまでの期間が違います。
数か月で効果が出る人もいれば、数年かかる場合もあります。
早期発見、治療を行なえば回復も早くなりますので、思い当たる症状が出た時はできるだけ早く診察を受けましょう

甲状腺の病気は女性に多く、しかもきちんと検査しないと医師でも間違ったり見過ごしたりしてしまう疾病です。
健康を守り、抜け毛を防いで豊かな髪を維持するために、甲状腺機能障害に対する知識を深めてくださいね。

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