産後の抜け毛を最小限に抑えるためにすべきこと~産後女性の抜け毛対策まとめ-美髪ラボ

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産後の抜け毛を最小限に抑えるためにすべきこと~産後女性の抜け毛対策まとめ
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産後に増える抜け毛を最小限に抑えるためには!?

産後2~3か月すると、抜け毛が増える女性が多いといわれます。
大体7割のママが経験するといいますから、決して珍しいことではありませんし、異常なことでもないのです。

とはいえ、赤ちゃんとの戦争中に抜け毛があちこちに落ちているのは、ものすごいストレスになりますよね。

育児中は髪になんかかまっていられない、と思いつつも、髪の毛が減っていくというのはやはりつらいものです。
しかも、場合によってはそのまま薄毛になってしまう場合もあるのです。

産後の抜け毛を最小限にし、少しでも早く髪を元通りにする方法を解説しましょう。

産後の抜け毛を最小限に抑えるためにすべきこと~産後女性の抜け毛対策まとめ

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妊娠・出産と女性ホルモンの関係

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女性ホルモンと髪には、とても深い関係があります。
女性ホルモンには髪を成長させ、健康を維持する働きがあるので、女性ホルモンが増えれば髪の寿命が延び、減少すると早く抜けてしまうのです。

産後の抜け毛を引き起こす産後脱毛症とは

女性ホルモンには、妊娠とそれを継続させるという重要な働きがあります。
そのため、妊娠すると女性ホルモンの分泌量が増えだし、16週あたりから一気に増加し、出産まで続きます。
そして出産すると、一気に妊娠前の量に戻ります。

女性の髪の寿命は4~7年といわれ、1日50~100本抜けるのが普通です。
ところが、女性ホルモンの分泌量が増えると、本来抜けるべき時期に来ている髪の寿命が伸びて抜けず、頭皮に留まり続けます。
しかし出産後女性ホルモンの分泌量が減少すると、寿命を迎えていた髪がどんどん抜けだすのです。

このイラストでわかるように、退行期と休止期は合わせて約3~5か月あります。
女性ホルモンの分泌量が多い時でも退行期や休止期に入ってしまう髪もありますから、それらが最初に抜け始めます。

次に、女性ホルモンの働きで成長期が伸びていた髪が退行期に移行し、徐々に押し上げられるようになって、出産後3~4か月後から抜けていくのです。

このように、産後一気に抜け毛が増える症状を「産後脱毛症」といいます。
しかし、「症」とついていても病気ではなく、むしろ自然なことなのです。

産後の抜け毛はどの程度の期間で元に戻る?

産後の抜け毛期間は人にもよりますが、半年~1年ほどだといわれています。
髪の毛は約90%が成長期だといわれ、日本人の髪の毛は6~14万本ほどといわれています。
中間の10万本として考えると、出産の時点で約1万本が退行期と休止期にいることになり、それがすべて抜けないと産後脱毛は終わりません。

すでに退行期と休止期に入っている1万本の髪が1日50本抜けるとしても200日、約6か月はかかる計算になります。

さらに、それにプラスして毎日50~100本は抜けるのですから、髪の毛が多いほど抜ける量が増え、時間もかかる傾向があるようです。
また、普段から女性ホルモンの分泌量が多めの女性の場合も、退行期や休止期が伸びるとされていて、産後の抜け毛が長引くことがあるようです。

産後の抜け毛を助長する3つの要因

女性ホルモンが一気に減少しただけであれば、半年~1年前後で元に戻ります。
しかし、出産後は生活が大きく変わり、ストレスや睡眠不足、栄養不足が重なるため、抜け毛がいつまでも止まらなくなってしまうことがあります。
その要因について、詳しく見ていきましょう。

産後の抜け毛を長引かせる要因:その①ストレス

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子育ては毎日がストレスの連続です。
出産後がらっと変わる生活に加え、夫や家族の世話の手間は減りませんから、イライラが募ってしまいます。

さらに、義理家族との付き合いが増えたり、周りからのアドバイスに振り回されたりと余計なことが増え、孤軍奮闘がずっと続いてしまいます。
自分のことはすべて後回しにしなくてはいけない生活に加え、体型や体重、体調などが思ったほど戻らなかったりすると、精神的に追い詰められてしまうこともあります。

そんな状態の時は、精神のバランスが崩れ、自律神経がかなり乱れています。
特にイライラは交感神経を常に働かせてしまうことになるのですが、交感神経には血管を収縮させる働きがあります。
そのため、髪を育てる毛母細胞に血液が届かなくなってしまいます。

すると、本来まだ成長期であるはずの髪が途中で退行期に入ってしまい、どんどん抜け毛が増えてしまうのです。

また、自律神経をコントロールするのは脳の視床下部という部分で、この部分はホルモンの分泌指令を出すところでもあります。
自律神経が乱れると女性ホルモン分泌の指令も乱れ、分泌量が減ってしまいます。

女性ホルモンには髪の成長を助ける作用があるため、その作用がなくなった髪は成長が止まり、抜けてしまうのです。

さらに、女性にも少量ながら男性ホルモンがありますが、女性ホルモンが減ると男性ホルモンの働きが強くなります。
男性ホルモンには皮脂量を増やす働きがあり、頭皮が脂っぽくなってしまうことがあります。

皮脂が多くなると紫外線などによって酸化して過酸化脂質となり、頭皮の奥の細胞まで傷つけてしまいます。
毛母細胞まで酸化し正常な働きが出来なくなると、抜け毛を招いてしまうのです。

産後の抜け毛を長引かせる要因:その②睡眠不足

赤ちゃんがまとまった時間眠るようになるのは生後3か月以降といわれ、新生児の頃は2~3時間ごとに寝て・起きてを繰り返します。
3か月以降は少しずつまとまって眠る時間が増えてくるものの、夜中の授乳は続きますから、お母さんの睡眠は浅く、しかもまとまった睡眠は取れず小刻みになってしまいます。

人間は熟睡中に成長ホルモンがよく分泌され、細胞の修復や新陳代謝を行なっています。
しかし睡眠不足の上に眠りが浅いと成長ホルモンがあまり分泌されないため、細胞が疲労し内臓の働きも弱ってきてしまいます。

すると食事を摂っても消化吸収することができず排泄されてしまい、髪の栄養が不足してしまいます。
また、毛母細胞の新陳代謝も衰えるので、髪が伸びなくなったり抜けやすくなったりしてしまうのです。

また、産後はお母さんの気が張っていますから、たとえ睡眠中でも全身はリラックスしていません。
全身が緊張しているので血管も収縮してしまい、血流が悪くなっています。
一日中そんな状態が何か月も続くと、頭皮の毛細血管はますます細く、時には消滅してしまい、髪を育てる栄養が足りなくなって抜けてしまうのです。

産後の抜け毛を長引かせる要因:その③栄養不足

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栄養不足も産後によく起こることです。
特に授乳していると、いくら食事を摂ってもその大半が赤ちゃんへのお乳になってしまいます。
また、育児で食事を摂る時間が十分なかったり、「とにかく休みたい」と食事より休息や睡眠を重視していたりすると、どんどん栄養不足になってしまいます。

あるいは、食事を作っても少しでも早く簡単に調理できるものを選んでいると、栄養が偏ってしまい、特に髪の成長に大切な栄養素が届かなくなってしまいます。

このほか、髪の毛を洗う時間もなかなか取れなくなり、しっかり頭皮を洗わなかったり、すすぎをきちんとしなかったりしがちです。
髪を乾かす時間もゆっくり取れず、タオルでゴシゴシ拭いてそのまま、といったことが続くと、頭皮環境が悪くなってしまいます。

洗い残したシャンプーや皮脂が酸化すると頭皮が炎症を起こしやすくなり、毛根までダメージを受けてしまいます。

また、栄養不足の身体は抵抗力がなくなっているため、濡れたままの頭皮は雑菌が増えやすくなりますし、頭皮が紫外線の影響を強く受けやすくなり、毛母細胞のDNAが損傷しやすくなり、抜け毛を招いてしまうのです。

産後の抜け毛は、女性ホルモンの一時的な減少によるものだけであれば、そのうち止まります。
しかし、女性ホルモンの分泌量は30歳前後がピークで、それ以降はどんどん減っていきます。

最近は30代に入ってから出産する人も多く、女性ホルモンの分泌量が減少し出す時期と重なるため、それにストレス、睡眠不足、栄養不足が重なると、そのまま女性特有の脱毛症である「瀰漫(びまん)性脱毛症」になってしまうことがあります。

瀰漫性脱毛症は成長期途中で髪が抜けてしまう脱毛症のことで、30代以降の女性に多い薄毛の症状です。
全体的に髪が細くなり、ハリやコシがなくなってボリュームが出なくなってきたら、瀰漫性脱毛症になりかけていると考えられます。

産後女性の抜け毛対策

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女性の抜け毛・薄毛は、しっかりケアすれば改善しやすいといわれています。
しかし、育児に家事に仕事にと大変な時期ですから、なかなかケアも十分にはできません。
だからこそ、できるだけ産後の抜け毛を最小限に食い止めるよう対策を取って、薄毛を防ぎましょう。

一人で考え過ぎたり頑張り過ぎたりしない

ストレスは何より髪の健康に悪影響を与えます。
ストレスによって交感神経が活発になれば睡眠不足になるし、食欲が衰えたり消化能力が落ちたりしてしまうからです。

育児は一人でこなさなくてはいけないものではありません。
同じような状況のママを見つけ、お互いに時々赤ちゃんを預かりっこしたり、週末1時間だけでも家族に預けて喫茶店や公園に行ったり、美容院でリフレッシュしたりしましょう。
短い時間でもストレスをリセットできれば、副交感神経が活発になって心がリラックスできます。

また、最近は各行政で保健師を訪問させるなど相談に乗ってくれますし、乳幼児一時預かりがある自治体もありますので、どんどん活用しましょう。

少しの時間でも睡眠や休息を取る規則正しい生活を送り充分に睡眠や休息を取る

赤ちゃんによって1歳を過ぎてもあまり長時間寝てくれない子もいれば、3か月過ぎた頃から夜は寝てくれる子もいます。
もしあまり寝てくれない赤ちゃんだとしても、赤ちゃんの睡眠中にあれもこれもと頑張り過ぎず、絶対にやらなくてはならないこと以外は手を抜くことも覚えましょう。

割高になっても買い物はネットスーパーを利用したり、時にはコインランドリーで洗濯物を乾燥させたりして、少しでも休息や睡眠の時間を作るようにしましょう。
赤ちゃんが寝たら自分も一緒に寝る、くらいの気持ちを持ちましょう。

また、医学博士の白川修一郎氏によると、赤ちゃんが泣いたらお乳やミルクをあげる、という方法は、赤ちゃんが睡眠のリズムを作る妨げになるそうです。

赤ちゃんが泣いているのはお腹がすいた時だけではないので、新生児の時から時間を決めてお乳やミルクをあげ、それ以外は泣いても与えないほうが早く睡眠リズムが整い、さらに脳神経系や免疫系が早く発達するそうですよ。

近所の散歩やストレッチ等の軽い運動を習慣に

産後は体型を戻すためにも早く運動をしたいと考える女性が多いのですが、産後1か月はまだ母体の体力が回復していません。
産褥体操から始め、少しずつ筋肉を動かしていきましょう。

YouTube:

余裕が出てきたらベビーカーを引いて散歩するだけでも、ふくらはぎを刺激するので全身の血行が良くなります。

ダイエットのためにと無理をすると、体調を崩して後々まで響くことがありますから、血行を良くして体調を整えることを目的に運動しましょう。
血行が良くなると毛母細胞の新陳代謝も良くなりますから、新しい髪が生えやすくなりますよ。

薄毛が目立つ場合は、髪型やウィッグや帽子でカバー

女性ホルモン分泌量の減少による薄毛は半年~1年程度のことですし、出産経験者は産後は薄毛になりやすいことを知っていますから、本人が悩むほど回りは気にしていません。
しかし、鏡を見るたびに髪の毛が気になってしまうのが女性というものですよね。

そこでお勧めしたいのが、髪型のチェンジです。
美容院に行く時間が取れれば一番良いのですが、難しいようならこれまでとは分け目を逆にしてみましょう。

髪の毛には流れがあり、それに逆らって梳かすと髪の根元が立ち上がりやすくなり、ボリュームアップできます。

または、根元だけ逆毛を立てて、ふんわり被せるようにするのもお勧めです。

また帽子も手軽です。
冬なら毛糸のニット帽、夏なら日よけの帽子がありますが、それ以外の時期のことを考えると、スカーフを利用したり、オールマイティーな色や素材のものを購入したりするのがお勧めです。

ウィッグも、今は頭頂部だけをカバーするトップピースから全体を覆うフルウィッグまで色々あります。
エクステ感覚でつけられるものもたくさんありますので、一つ持っていると便利です。
ただし、赤ちゃんに引っ張られる危険性がありますので、赤ちゃん連れでの外出時は避けたほうが無難かもしれませんね。

まとめ

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女性にとって髪の毛は大切なものですから、それが抜けていくというのはとてもショックです。
しかし、産後の抜け毛は誰にでも起こることですから、あまり気にしないことが大切です。

焦りは禁物!気にし過ぎないようにしましょう!

シャンプーしたりブラッシングしたりするたびにたくさん抜け毛が出ると、ショックと何とかしなければ、という焦りが沸いてきてしまいますよね。
しかし、その気持ちがストレスになると、産後脱毛症から瀰漫性脱毛症に移行してしまうかもしれません。

女性の場合、女性ホルモンの影響が肉体にも精神にも出やすいのですが、このホルモンは非常に繊細です。
ちょっとしたストレスによって分泌量が減ってしまう、あるいはバランスが崩れることがよくあるのです。
ですから、「産後の抜け毛はよくあることだ」と事実を冷静に受け止め、ストレスにならないよう気持ちを切り替えましょう。

また、女性の抜け毛や薄毛は改善しやすいといわれています。
少し古い記録になりますが、2013年~2014年にかけて(株)エル・ド・ボーテが行なった調査によると、50代~70代の女性でも半年間育毛剤や頭皮マッサージなどセルフケアを行なっただけで、82.0%が効果を実感したそうです。

中高年でこの結果なのですから、若い女性ならもっと効果が出そうですよね。

焦り過ぎず、気にし過ぎず、まずは赤ちゃんとママの健康を第一に考えましょう。

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