本当に白髪は治るのか?諦めてしまう前に知っておくべきこと-美髪ラボ

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本当に白髪は治るのか?諦めてしまう前に知っておくべきこと
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白髪の原因について詳しく解説します!

10代の頃ならともかく、20代になって白髪が増えてきた場合「25歳がお肌の曲がり角って昔から言うから、髪も同じなのかな…」なんて諦めてはいませんか?
「美魔女」と呼ばれるアラフォー・アラフィフ美人は皆さん、すごく若々しいですよね。
ものすごく努力して、あの若さを保っているのです。

ケアなくして若さはない!
髪も同じだと思いませんか?

今回は、白髪の原因と改善方法をまとめました。

白髪の原因

そもそも、なぜ白髪はできるのでしょうか?
実は、髪の毛や頭皮はこれまであまり注目されておらず、本格的に研究が進められるようになったのはこの20年くらいだといわれます。

ですから、まだまだ解明されていないことが多いのですが、現在のところ白髪の原因は大きく分けて4つあるといわれています。

1.メラノサイトの活動や機能が正常でなくなり、メラニン色素が作れない
2.メラニン色素の元になる栄養素チロシンの不足
3.漂白作用のある過酸化水素が増えた
4.成長ホルモンの分泌が少ない

これらについて、一つずつ説明しましょう。

白髪が生えるのはメラノサイトが正常に働かないから

メラノサイトというのは色素形成細胞のことで、髪の毛の色をつけるメラニン色素を作る細胞です。
メラノサイトは毛母細胞という髪の毛の元になる細胞の間にあり、毛母細胞にメラニン色素を供給しています。
メラノサイトが正常に働かなくなると、メラニン色素を作れなくなるため、白髪が生えてしまうのです。

メラノサイトの働きに悪影響を与える主な要因

メラノサイトに影響を与える原因はいくつかあります。

①白髪を抜いてしまった

健康な毛穴からは2~4本の髪が生えています。
それぞれに毛母細胞やメラノサイトがあるのですが、同じ毛穴内にあるため1本を無理矢理抜くと他の髪の毛根まで傷めてしまうことがあります。
すると毛根にあるメラノサイトがメラニン色素を作れなくなるのです。

②紫外線や環境汚染、ストレスなどによる活性酸素の増加

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活性酸素は細胞を老化させる働きがあります。
頭皮は一年中外気に触れているため活性酸素が産生されやすく、メラノサイトが損傷されてしまうのです。

③栄養不足で頭皮や髪に栄養が回らない

たんぱく質、ビタミン、ミネラルが白髪防止に必要な栄養素ですが、これらはほかの臓器や組織にとっても非常に大切なものです。
そのため十分な量を摂っていないと、生きていくのに絶対に必要な臓器や組織に優先的に回され、髪や爪には栄養素が余った時にしか送られないのです。

④血行不良で頭皮や髪に血液が届かない

頭皮は心臓から遠い上重力に逆らって送らなければならないので、どうしても血行不良になりがちな部位です。
さらに、耳から上には太い動脈がなく毛細血管のみになるため、ますます血液が届きにくくなります。

これに運動不足や脂質・炭水化物の食べ過ぎによる血液ドロドロが加わると、白髪すら生えなくなってしまうかもしれません。

メラニン色素の元になる栄養素チロシンの不足も白髪の原因になる

メラノサイトに問題がなくても、色素の元になるチロシンが不足していればメラニン色素を作ることができません。

チロシンは非必須アミノ酸で体内で作ることができますが、たんぱく質の摂取量が十分でないと不足してしまいます。
また、必須アミノ酸のフェニルアラニンからもチロシンを作ることができますので、この2つのアミノ酸を摂取すれば良いことになります。

チロシンは1日500~2000mg程度摂ると良いとされ、チーズや大豆50gで500mg以上のチロシンを摂取することができます。
フェニルアラニンは肉・魚・乳製品・大豆・アーモンド・かぼちゃなどに多く含まれていますので、チーズや大豆製品を毎日しっかり食べればチロシンもフェニルアラニンも増やすことができます。

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漂白作用のある過酸化水素が増えた

過酸化水素が白髪の大きな原因になるとわかったのは2009年のことです。
過酸化水素にはメラノサイトと、チロシンをメラニン色素にする酵素チロシナーゼの両方を破壊する作用があり、白髪の原因になるのです。

過酸化水素は白髪染めやヘアカラーに含まれている漂白剤ですが、食品添加物として使用されていたこともあります。
現在は最終食品の完成前に分解・除去することが定められていますが、海外ではまだ多く使用されています。

さらに歯磨き粉のホワイトニング剤などには使用されているので、口の粘膜から経皮吸収してしまいます。

また、過酸化水素は活性酸素の一種なので、紫外線や大気汚染、ストレスなどでどんどん増えてしまい、メラノサイトとチロシナーゼを破壊してしまうのです。

これを防ぐためには、抗酸化作用のあるビタミンCやEを十分に摂取することです。

成長ホルモンの分泌が少ない

成長ホルモンは子供の時に大量に分泌されるものですが、大人になっても主に睡眠時に分泌されます。
成長ホルモンには細胞の損傷を修復し、新陳代謝を促進する働きがあり、成長ホルモンの投与によって白髪が減ることがわかっています。

成長ホルモンは、20歳を100%とすると30代後半には25%、50代になると12%程度しか分泌されません。

しかも大人になると熟睡時にしか大量分泌されないため、睡眠不足や質の悪い睡眠だと毛母細胞やメラノサイトが新陳代謝できず、白髪の原因になると考えられています。

成長ホルモンは食事から摂ることはできないのですが、筋肉トレーニングや加圧トレーニングなどの無酸素運動で乳酸の産生量を増やすと良いとされています。
乳酸は成長ホルモンの分泌を促進する働きがあるのです。

また、糖質には成長ホルモンの分泌を抑制する働きがあるので、炭水化物の過剰摂取は避けるようにしましょう。
なお糖質制限で白髪や抜け毛が増えた場合は、制限のし過ぎで頭皮が栄養失調になっています。

身体の異常や病気によって白髪が生えることも・・・

もう一つ白髪の原因となるのが、身体の異常や病気による白髪の発生です。
甲状腺機能低下症や成長ホルモン分泌不全症、神経線維腫症、結節性硬化症、白斑などの疾病によって、白髪が増えるとされています。

特に甲状腺機能低下症は40歳以上の女性の1割が罹る病気ですので、白髪のほかに便秘や全身の倦怠感、皮膚の乾燥、むくみなどがある場合は、一度病院で検査を受けることをお勧めします。

遺伝や老化は難しいが、一過性の白髪は治せる!

白髪は遺伝性が高いといわれ、特に子供の白髪や若白髪は遺伝の可能性が高いとされています。
また、細胞は年とともに老化していくものですから、いずれはメラノサイトが機能しなくなるでしょう。

しかし、遺伝性があっても環境によって白髪になりにくくすることは可能ですし、「老化」を遅らせることもできます。
老化とは年齢によるものではなく、栄養が不足したり紫外線を浴びすぎたりすることでなるものなのです。

とはいえ、現代社会で老化を遅らせることは大変な努力を必要とすることは確かでしょう。

それに比べれば、ストレスなどによる一過性の白髪は治る可能性が高いです。
一過性の白髪とは、ストレスや病気など一時的な原因によって血流が悪くなったり栄養不足になったりした結果、メラノサイトが正常に働かなくなり白髪になるというものです。

原因が解決して血行が良くなり栄養がしっかり摂れるようになれば、メラノサイトに十分な栄養が行くようになるため、白髪がなくなってきます。
1本の髪の毛に白い部分と黒い部分がある場合は、この可能性が高いです。

しかし、大きなストレスは案外解決しやすいものですが、日々積み重なる小さなストレスは気づかないうちに溜まっているものです。

こめかみに白髪ができやすい人は、かなりストレスが溜まっていると考えてください。
こめかみには神経細胞が通っており、ストレスによって疲労するとメラノサイトにも影響を与えるからです。

白髪の改善方法

ここまでで、白髪の主な原因はおわかりいただけたと思います。
ここからは、それをいかに改善していくかについて、お話しましょう。

身体の内側と外側の両方からのアプローチが効果的

白髪の原因は体内と体外両方あります。
体内の栄養不足、血行不良、睡眠不足による成長ホルモンの分泌減少と、紫外線などによって産生された活性酸素が原因となる皮膚の老化です。
そしてこれらを防ぐにも、身体の内側と外側両方からのアプローチがより効果的です。

たとえば活性酸素を阻止するには、抗酸化作用のある食品を摂るだけでなく、紫外線から頭皮を守るために美容液の塗布、あるいは帽子や日傘を使用すると効果が倍増します。

いくら美白効果があるというビタミンCをたくさん摂っても、炎天下ではUVケアの化粧品を使用しないと日焼けしてしまいますね。
それと同じことなのです。

内側の改善ポイントは、栄養補給と血流の改善

身体の内側を改善するポイントは、栄養をしっかり摂ることと血流の改善です。
一つずつ解説しましょう。

①栄養補給

特に女性はダイエットで髪の成分となるたんぱく質や、髪の正常な成長を促進するビタミン、ミネラルが不足しがちです。

ビタミンCを摂るために生野菜ばかり食べていると身体を冷やすことになり、血行不良を招いてしまいますし、油を極端に減らすと植物油に多いビタミンEが不足しがちになります。
これらには強い抗酸化作用があるため、積極的に摂るべき食材です。

また、現代の日本人にはミネラルが非常に不足しています。
ひじきやわかめなどの海藻類や大豆製品にはミネラルが豊富ですが、昔ほどこれらの食材を食べなくなっているからでしょう。

「栄養を摂る」ことで問題となるのは、これらの栄養素が必要なのは髪や頭皮だけではないということです。
栄養素の量が十分でなければ、頭皮には回ってきません。

かといって摂り過ぎも健康を損なうことになるため、摂取しすぎには注意しましょう。
特にビタミンA(レチノール)やビタミンE、リン、ナトリウム、カルシウム、EPA/DHAなどは過剰摂取によって健康に影響が出るため、特にサプリメントで摂取する場合は食事からも摂取することを考え、控えめにしましょう。

②血流改善

血流が悪くなる原因は大きく分けて4つあります。

栄養不足によって心臓のポンプ機能が弱まり、全身に血液を送れなくなる場合
運動不足や同じ姿勢を取り続けることによって、血の巡りが悪くなる場合
脂質やコレステロール、炭水化物の摂り過ぎで血液がドロドロになり、毛細血管にまで血液が入り込めない状態の場合
ストレスなどで交感神経が活発になり血管を収縮させてしまい、血液が流れにくくなっている場合

血行が悪いと栄養が届きにくくなりますし、老廃物を排出することができないため新陳代謝が滞ってしまいます。
すると毛母細胞やメラノサイトの働きが衰え、白髪の原因となります。
栄養バランスの取れた食事をし、適度な運動で心身のストレスを解消するようにしましょう。

外側の改善ポイントは、頭皮環境の改善と刺激からの保護

外側からの改善とは、シャンプーやマッサージ、美容液の使用などで頭皮環境を改善し、なおかつ紫外線や大気汚染、ほこりなどから頭皮を守ることです。

①シャンプー

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シャンプーの良し悪しが頭皮環境に大きくかかわってきます。
高級アルコール系と呼ばれる多くの市販シャンプーは、合成界面活性剤を使用しているため洗浄力は強いのですが刺激も強く、肌荒れを起こしやすいのです。

アミノ酸系のシャンプーは洗浄力は高級アルコール系に劣りますが、刺激が少ないので乾燥肌や敏感肌の人でも安心して使用できます。
毎日シャンプーする場合はそれほど髪や頭皮が汚れる訳ではないので、アミノ酸系でも十分汚れは落ちます。

シリコン系は一時毛穴が詰まる、髪が呼吸できないなどといわれましたが、実際にはそのようなことはないようです。

ただ、シリコン系は髪をコーティングしてしまうため、カラーリング剤がうまく髪に浸透しなくなります。
ノンシリコン系なら染まりが良くなるのでカラーリングの回数を減らすこともできますから、頭皮への負担を考えたらノンシリコンのほうをお勧めします。

良いシャンプーを手に入れたら、正しいシャンプー方法で効果を最大限に引き出しましょう。
シャンプーの方法は、「洗うのは髪ではなく頭皮」をしっかり覚えてください。
女性はどうしても髪の美しさを追求するあまり、髪の毛のほうばかり丁寧に洗いがちですが、健康な髪を作るのに必要なのは土台である頭皮です。

肌が荒れていたらどんなに念入りにメイクしても決まらないのと同様、頭皮環境が悪いと髪は弱くなりますし、白髪も増えます。
「絶対爪を立てず指の腹で洗う」「頭皮の皮脂を全部取ってしまわないよう、やさしく洗う」「シャンプー剤が残らないよう、念入りにすすぐ」ことを心がけましょう。

②マッサージ

マッサージには色々な方法がありますが、方法より大切なのがやり方です。

指の腹を使い、やさしく揉みほぐす
たとえ頭皮が動かない部分でも、力を入れない
シャンプー時や美容液使用時など、頭皮が潤っている時に行う

今は頭皮マッサージ用のグッズがたくさん出ています。
電動の商品はヘッドスパサロンの手技を研究して作られているものが多く、自分ではうまくできない位置もこれならバッチリ。

マッサージを行う時は、

1.耳の上、こめかみあたりから側頭部に向けてマッサージ
2.襟足から後頭部、頭頂部までマッサージ
3.最後に頭皮全体を手のひらでマッサージ

の順番で行い、やり過ぎない程度の1日3~5分で十分です。

③美容液

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シャンプーやマッサージで頭皮環境を良くしたら、美容液で栄養を浸透させましょう。
美容液は保湿、血行促進、フケやかゆみの抑制、エイジングケア効果があるので、白髪や抜け毛が気になり始めた人に特にお勧め。

まだそれほどではない人は、顔に使う化粧水や乳液でも十分です。
保湿効果がありべとつかないものを選んで、顔のお手入れの時に一緒に使いましょう。

諦めて何もしなければ増加の一途を辿るだけ

akirameru

人間の肌で一番年を取らないところはどこだと思いますか?
お尻なんだそうです。
めったに太陽光を浴びることがないため紫外線の害が最も少なく、しかも下着が保湿と冷え防止の役割をはたしてくれるからです。

それを考えると、頭皮は逆に最も年を取るところですよね。
夏は日傘や帽子でカバーしても、それ以外の時期も紫外線対策をしている人はあまりいません。

一年中外気にさらされ、さらに強いシャンプー剤やパーマ液、カラーリングなどで頭皮は傷めつけられています。
見えない部分だけについ忘れがちですが、その結果が髪の毛になって現れるのです。

頭皮部分は全身で一番紫外線を浴びるところで、顔に比べ紫外線を3~6倍受けるといいますから、どんどん老化してしまうのです。

しかし、老化は食い止められます。
高価なサプリや美容グッズはもちろんですが、毎日のちょっとしたケアの積み重ねでもアンチエイジング効果はあるのです。

「もう年だから白髪は仕方ない」と考えず、食生活の改善や睡眠時間の確保、マッサージなどから始めてみませんか?
半年後、きっと何らかの効果が出始めるはずですよ。

現在研究機関や大手企業を中心に、白髪の研究が進んでいます。
資生堂・キリンではポップエキス、ポーラ・オルビスでは加水分解黒米エキスにメラノサイトを活発化させる作用があることを発見していますから、今後白髪をなくすことができるようになるかもしれません。
その時のためにも、頭皮環境を健康にしておきましょう!

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