ヘアカラー使用時のかゆみや赤みはアレルギーかも!?放っておくと大変なことに・・・-美髪ラボ

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ヘアカラー使用時のかゆみや赤みはアレルギーかも!?放っておくと大変なことに・・・
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ヘアカラー使用時に潜む危険性とは?

ヘアカラーすると時々、あるいは毎回かゆみを感じたり頭皮が赤くなったりしませんか?
化粧品でニキビや赤みが出たらすごく心配になるのに、ヘアカラーでは放置していませんか?

何らかの異常を感じるということは、肌がダメージを受けている証拠です。
そのまま我慢して使い続けると、取返しのつかないことになる危険性があります。
今回は、ヘアカラーの危険性について詳しく解説します。

ヘアカラー使用時のかゆみや赤みはアレルギーかも!?放っておくと大変なことに・・・

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ヘアカラー使用時に刺激がある人は要注意

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面倒とはいえ簡単に染まるからと、月に1~2回染めている人は多いものです。
しかし、美容師は2か月に一度、できれば3か月に一度を奨励しています。
それはなぜでしょうか。

ヘアカラー時に刺激を感じたことはありませんか?

これまでに一度も刺激を感じたことがない、という人は少ないのではないでしょうか。
以前はアンモニア臭が強いヘアカラーや白髪染めが一般的で、あの臭いとかゆみや赤みはセットというイメージがありました。
何となく、「そういうもの」と思い込まされていたのです。

最近は臭いがほとんどしないものが増えてきましたが、やはりかゆみや赤みが出てしまう人はたくさんおり、大丈夫なのかと不安を感じる人が多くなっています。

毎年、消費者庁に寄せられる毛染めによる皮膚障害報告

消費者庁では、定期的に「毛染めによる皮膚障害に関する事故等原因調査報告書」を公表しています。
それによると、毎年度200件程度の事故報告があり、これは自宅染めと美容院で染めてもらった場合で差がありません。

1年で200人なら確率は低いと考えがちですが、実際にはヘアカラーに使用されている染料はジャパニーズスタンダードアレルゲンと認定されており、2008年度の共同研究委員会での結果はほぼ1%の陽性率とされています。

また、自治医科大附属さいたま医療センターの2008~2010年の独自調査では、実際のパッチテストによって6.2%の陽性率を示しました。

しかも、ほかのアレルゲンにも反応してしまう「交叉反応」を引き起こすという特徴があるため、一度発症すると日常生活に支障をきたすこともあります。

ヘアカラーで起こる皮膚炎は2種類

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何かに触れたことで、水泡や赤いブツブツなど湿疹を起こす皮膚炎を「接触性皮膚炎」といいます。
接触性皮膚炎には「刺激性接触皮膚炎(一次刺激性接触皮膚炎)」と「アレルギー性接触皮膚炎」があります。

刺激性接触皮膚炎はその物質自体の毒性や刺激性によって起こるもので、皮膚の強さによって差はあるものの、刺激物に触れた時にその部位に反応が出るという特徴があります。

それに対し、アレルギー性接触皮膚炎は体内の免疫システムが過剰に反応して起こるもので、誰もが発症するとは限りませんが、触れた部位以外にも反応が出ます。
そのため、アナフィラキシーショックで死亡することもあります。

過酸化水素やアルカリ剤による刺激性接触皮膚炎

ヘアカラーや白髪染めで刺激性接触皮膚炎の原因となるのは、過酸化水素やアルカリ剤です。
アルカリ剤は1剤に配合されており、髪のキューティクルを開かせる働きがありますが、私たちの皮膚は弱酸性のため、アルカリ物質に対し刺激を感じるようになっています。
また、アルカリ度または酸性度が高いほど皮膚の細胞を溶かし、組織を破壊する力が強くなります。

また、2剤に含まれる過酸化水素はそのもの自体は弱酸性ですが、アルカリ剤を添加されることによってアルカリ性に変化し、やはり肌に刺激を与えます。

パラフェニレンジアミンによるアレルギー性接触皮膚炎

パラフェニレンジアミンは主にヘアカラーに使用される酸化染料の一種で、過酸化水素と混ざることで発色するという働きがあります。
一般的なヘアカラーのほとんどに配合されているのですが、この成分は頭皮から吸収されある日突然かゆみや赤みなどを引き起こします。

最初のうちは軽かったり短時間で収まったりすることが多く、気にせず続けて使用していると、突然全身に反応が出てじんましんや血圧低下、呼吸困難などに陥る危険性があります。
皮膚がんなどの危険性も指摘されており、EU諸国では使用が禁止されています。
日本でもアレルギー反応を起こすことは古くから知られており、旧表示指定成分にもなっています。

しかしパラフェニレンジアミンは黒褐色を作り出す染料のため、黒髪を染めるために不可欠と考えられており、現在のところ禁止となる見込みはありません。

自分の症状がどちらの接触皮膚炎かを見極めるには

刺激性接触皮膚炎は、刺激物が触れた場所とその周りのみに起こります。
洗剤などによる手の湿疹や毒草に触れた時の急性皮膚炎などがこれに当たります。

アレルギー性接触皮膚炎は、最初は刺激性接触皮膚炎と同様の反応を示すことが多いのですが、次第に範囲が広がり、直接触れていない部分まで何らかの反応が出るようになります。
1~2日たってから症状が出ることが多く、かゆみが強い傾向もあります。

初期の段階ではわかりにくいことも多く、見極めにはパッチテストを行なうことが必要です。
刺激性接触皮膚炎はアレルギーと違うため、パッチテストで反応が出ることはありません。
ヘアカラーや白髪染めがアレルギー性接触皮膚炎を引き起こしやすいことは各メーカーも熟知しており、説明書に必ずパッチテストを行なうように書かれています。

パラフェニレンジアミンの危険性

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ここでは、パラフェニレンジアミンの危険性について詳しくご説明しましょう。
実際にアナフィラキシーショックで死亡した人が何人もいますので、ぜひ以下のことを一読してくださいね。

重篤な症状を引き起こすだけでなく死亡例まで

2011年、英国に住む17歳の少女がヘアカラー塗布20分後突然苦しみ出し、病院に運ばれましたが死亡しました。
また、同じく英国の38歳の女性でヘアカラー中に昏睡状態に陥った例があります。

日本ではなかなか公表されませんが、それでも日本でも同様に昏睡状態が続き、その後死亡した54歳の女性がいることを長崎大学医学部が発表しています。

また、それほどではなくとも頭皮全体が腫れ上がってしまい、1か月休業、完治に1年かかった例などが日本消費者連盟によって報告されています。

同じような例は消費者安全調査委員会での調査結果にもあり、一旦アレルギー性接触皮膚炎になると最初は痛みやかゆみ、発赤、水泡などが起こり、その後じんましん、息切れ、動悸・めまい、腹痛、嘔吐、呼吸困難などを引き起こす可能性があることがわかっています。

中には手荒れがひどくて皮膚科で検査したところ、パラフェニレンジアミンが原因だったという例もあります。
この例の場合、パラフェニレンジアミン以外の染料に対しても反応を起こすほど悪化してしまっていたそうです。

「症状が軽い」「今まで大丈夫」という油断は禁物

消費者安全調査委員会によると、これまでに何らかの異常を感じた経験がある人はホームカラー派が15.9%、美容院でも14.6%と、100人中約15人がかゆみや発赤の経験があります。
しかし、その約6割が「しばらくすると症状がなくなったので、そのまま放置した」と回答しています。

確かにそれ以上の症状が起きるとは限りませんが、中には放置して数年間ヘアカラーを続けたところ、どんどん症状が悪化したという人もいます。
そこまで行ってしまうと、治療に1年近くかかってしまいます。

また、直接触れた部位以外にも症状が出るということは、パラフェニレンジアミンが体内に蓄積されているということになります。
通常、経口摂取されたものは比較的早く排出されますが、経皮吸収されたものは長期間体内に留まると考えられています。

特に内臓機能が低下する年代になると毒素の蓄積も多くなるため、ある日突然発症する危険性があります。
よくいわれる例えですが、コップに少しずつ水が貯まり、いつかあふれ出てしまうように、体内に少しずつ溜まりある日突然頭皮がただれたり、動悸・息切れがして意識を失ってしまったりすることが起こり得るのです。

一度でも発症したらジアミン系のヘアカラーは厳禁!

大人になってアレルギーを発症した場合、完治することはほとんどないといわれています。
完治したように思えても、体調が悪い時に症状が出てきたりするものです。
しかも、アレルギー性接触皮膚炎の場合症状がどんどん重くなることが多く、最初はかゆみだけだったのに二度目は呼吸困難になってしまうこともあります。

実際上に挙げた英国の17歳の少女は、一度アレルギーを引き起こした経験があったにも関わらず再度染めてしまい、死に至ったのです。

さて、これまで「パラフェニレンジアミン」について書いてきましたが、これに似た成分の染毛料には「パラトルエンジアミン」「ニトロパラフェニレンジアミン」「パラニトロオルトフェニレンジアミン」「パラメトキシメタフェニレンジアミン」など、俗にいう「ジアミン系」染毛料があり、同様の危険性があります。

「パラアミノフェノール」「パラメチルアミノフェノール」などの「フェノール系」も同じことです。
これらはすべて「アミン」「アミノ」という単語が入るため、「芳香族アミン」と呼ばれ、化学構造が非常に似ているのです。

さらにこれらには交叉反応が起こるものがあり、どれか一つに反応すると他の染毛料でもアレルギーを発症することがあります。
そのため、一度これらのどれかでアレルギーを発症した場合、酸化染料を使用するヘアカラーすべての使用は危険です。

日本ヘアカラー工業会では、以下の注意を呼び掛けています。

これまでに一度でもかぶれた場合は、以後絶対にヘアカラーを使用しないこと
これまでにかぶれた場合は、パッチテストも行なわないこと

特にパラフェニレンジアミンで発症した場合は、すべての「ジアミン系」の使用は厳禁です。

気になる症状がある人は必ず皮膚科で受診を

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異常を感じても、それが刺激性接触皮膚炎かアレルギー性接触皮膚炎かは自分では判断できませんよね。
アルカリ剤や過酸化水素で反応したのか、ジアミン系染料で反応したのかをしっかり調べるためには、一度皮膚科を受診することをお勧めします。

症状が出ている時であればアレルギー検査は保険適用になりますから、費用は1,000~5,000円程度です。
検査項目が多くなればその分高くなりますが、どうせなら徹底的にチェックして今後の危険を回避したほうが、結局はお得かもしれませんね。

ヘアカラーによるアレルギーを予防するには

「ヘアカラーがこんなに危険だとは知らなかった」とは、アレルギーを発症した人が必ず言うことです。
しかし、これには消費者側にも責任があるのです。

パッチテストは“毎回”行うことが必要です

市販されているヘアカラー製品には、必ずパッチテスト(セルフテスト)を行なうよう書かれています。
メーカー側はヘアカラー製品が危険だということをしっかり把握しているということです。

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しかし、消費者安全調査委員会のリサーチによると、パッチテストを知っていても行なわない人が68.0%、パッチテスト自体を知らない人が6.4%と、7割以上の人が全く行なっていません。
毎回行なう人は2.3%しかおらず、使用者のほとんどがいつアレルギーを発症してもおかしくない状態なのです。

また、パッチテストを行わない状態でアレルギーを発症しメーカーにクレームをつけても、「毎回必ずパッチテストを行なうよう取扱説明書に書いてあるのに、なぜやらなかったのか」と逆に問われたという人もいます。

実は、ヘアカラーは医薬部外品・化粧品の中で唯一「毎回パッチテストを行なうこと」という記載がある商品です。
それだけ危険性があるということなのです。

ですから、これまで全く異常を感じなかった場合でも少しずつ経皮吸収されていると考え、面倒でも毎回パッチテストを行なうようにしてください。

リスクについてしっかり知識を持ちましょう

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あるヘアカラーでかゆみや発赤が起きた時、つい「別のメーカーの製品に変えよう」と思ってしまいがちです。
しかし、一般的なヘアカラーや白髪染めの成分はどれもアルカリ剤・酸化染料・過酸化水素が主成分です。

さらに薬剤を効率的に浸透させるために、強力な石油系界面活性剤も配合されています。
ですから、メーカーを変えても結局は同じことが起こるのです。

また、異常が起きたのは体調が良くなかったからだ、と考える人もいます。
確かに体調が悪い時はアレルギーの反応が強く出やすくなりますが、体調が良いからといってアレルギーがなくなる訳ではありません。

たまたまコップが欠けて水が早くあふれ出したようなもので、有害物質による被害がたまたま早まったというだけなのです。

ヘアカラーの成分は化学物質で、元々自然界にあったものではないため、体内で処理しきれないといわれています。
そんな化学物質は年々増えており、当然身体にも負担がかかっています。

また、化学物質同士による複合作用や交叉反応も増えているため、たとえジアミン系やフェノール系成分がそれほど経皮吸収されていなくても、反応が出てしまうこともあります。

たとえば口紅などに使用されているタール色素の赤色225号とパラフェニレンジアミンは交叉反応があることがわかっており、この色素が含まれる製品を長く使用してきた場合、たった一度のヘアカラーでアレルギーを引き起こす可能性もあるのです。

自分だけは大丈夫、と考えている人も多いですが、一度発症したらヘアカラーができなくなるだけでなく、日常生活に支障が出るかもしれないということを知っておきましょう。

ジアミンを含まないヘアカラーを使用しましょう

市販のヘアカラーは危険でも、美容院でやってもらえば安心だと考えている人も多いようです。
しかしリサーチでわかるように、美容院で染めてもらってもトラブルは同じように起きています。
同じ薬剤を使用しているのですから当然ですよね。

「酸化染料」「過酸化水素(ブリーチ剤)」「アルカリ剤」を使用して染毛するものは、薬剤の強さなどの差はあっても危険を回避できることはないのです。

ヘアカラーで髪が傷むというのは誰でも知っていますが、それ以外にもたくさんのリスクがあります。
これらのリスクから身を守るためには、ジアミン系やフェノール系の酸化染料が配合されていない製品を選びましょう。
現在簡単に手に入る製品としては、ヘアマニキュア、ヘアカラートリートメントなどがあります。

①ヘアマニキュア

市販されているものはブラシ式ポンプのものが多く、手軽に使用でき、色持ちも1か月ほどです。
しかし、ヘアマニキュアは染毛料に若干問題があります。
使用されている染毛料がタール系色素で、ジアミン系やフェノール系ほどではないものの刺激成分の一つとされています。

また、ヘアマニキュアはヘアカラーほどではないものの、一度の使用で色がつくようになっています。
ヘアカラーは髪のメラニン色素を破壊して、その代わりに酸化染料を浸透させるしくみですが、ヘアマニキュアはメラニン色素を破壊しません。

それでいて色持ちを良くするために、非常に強い吸着力を持たせてあり、シャンプーなどで簡単に色落ちしないようにしています。
しかしその吸着力の高さから、剥がれる時に髪のキューティクルも剥がしてしまうといわれています。
また頭皮につくと容易には落ちないため、それが炎症の原因となることもあります。

頭皮につけないように使用する製品なのでうまくできれば安全といえますが、自分でやるとどうしても頭皮まで塗布してしまうことが多いようです。
また、白髪染めとして使用する場合根元まで染められないので、すぐに白髪が目立つというデメリットがあります。

②ヘアカラートリートメント

染毛剤の中では最も安全といわれているのがヘアカラートリートメントです。
染料にHC染料と塩基性染料を使用しており、髪と頭皮にダメージを与えにくい成分です。
しかしその分染まりは穏やかで、一度ではしっかり染まらないというデメリットがあります。

染毛のしくみは、髪の表面にイオンで吸着する塩基性染料と、閉じたキューティクルの隙間から入り込んで中を染めるHC染料によるダブル染色ですが、ヘアマニキュアほどの吸着力がないため、色持ちは1~2週間程度が限度です。

そのため頻繁に染める手間がかかりますが、トリートメントなので髪が傷むことはありません。
また、製品によっては髪の修復や頭皮環境改善成分などが配合されているので、使用するごとに髪と頭皮が健康を取り戻していきます。
普通のトリートメントとしてシャンプー後に使用すれば、常に自然な色合いを保つことも可能です。

手軽できれいに染まるヘアカラーや白髪染めをなかなか手放せない、という気持ちはよくわかります。
しかしこれだけの危険性があるものですから、リタッチはカラートリートメントにするなどして、できるだけ使用回数を減らしていきましょう。

それと同時に、体内に溜まった有害物質をどんどん排出するために、バランスの取れた食事や運動にも気を配るようにしましょう。

カラートリートメントって染まりにくい? 人気商品を比較

カラートリートメントは、髪や頭皮にやさしい染料を使いますが、この染料の粒度がとても重要で、粒度が荒すぎるとキューティクルの隙間に入れませんし、逆に細かすぎると髪の隙間に定着できずに流れ落ちてしまいます。最近では定着力や染まりを高めるための技術も上がってきており満足度の高い商品も増えています。

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