「髪が綺麗になった!」「やっぱり臭い!」・・・賛否両論のノープー効果と問題点-美髪ラボ

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「髪が綺麗になった!」「やっぱり臭い!」・・・賛否両論のノープー効果と問題点
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ノープーの効果と臭いなどの問題点について解説!

「ノープー」って聞いたことありますか?
「No Shampoo(ノーシャンプー)」の略で、髪を洗う時にシャンプーを使わないこと。
それって超臭いんじゃない?いえいえ、日本でも海外でも最近ノープー派が増えており、多くの有名人が実践しています。

ノープーの効果と、臭いや汚れなどの問題点について解説しましょう

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多くの有名人も実践してる!?ノープーとは

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日本でノープーの火付け役になった一人は、あのトップモデルのミランダ・カー。
世界中を飛び回り、しかも子育てもしている彼女は、基本的にシャンプーは2日に1回で、しかも何と自然乾燥させているのだとか。

また、ジェシカ・シンプソンはもっとツワモノで、シャンプーを使用するのは月1~2回、あとは湯シャンだと話しています。

この例で分かるように、「ノープー」はシャンプーを使用しない、という意味ですが、それ以外の点は人によって違います

・髪を洗う時はシャンプーを一切使わず、お湯のみでする(湯シャン)
・髪を洗う回数自体を減らし、洗う時は毎回シャンプーを使用する
・髪をシャンプーで洗う回数を減らし、それ以外の日は湯シャンする

さらに、最近はロレアルが泡立たなクレンジング洗髪剤を「ノープー」として販売していて、結構人気があります。

1年中湯シャンのみ、という人はほとんどいませんが、日本で最初に湯シャン派として注目された五木寛之氏は、若い頃は年に2回程度しかシャンプーを使用しなかったそう。
80歳を超えた現在でも、2ヶ月に1回程度だと明かしています。

その他、タモリさんや福山雅治さん、YOUさん、中村アンさんなども湯シャン派・ノープー派です。

シャンプーの何がダメなの?ノープーの効果は?

五木寛之氏がノープー派になったのは、若い頃東南アジアの地方などを回った際、現地の男性の多くが髪を洗う習慣がなく、そういう人ほど年を取ってもフサフサでしっかりした髪の傾向があることに気づいたからだとか。
多分、多くの男性と同じくxc五木氏もハゲの恐怖があったのでしょう。

帰国してから実践したところその効果は絶大だったようで、80歳を超える現在もフサフサをキープしているのです。
その後タモリさんが始め、彼もほとんどシャンプーを使用しない派だそう。

アメリカでノープーに火が付いたのは、もっと科学的な理由からでした。
シャンプーの成分が髪だけでなく身体にも有害である、という説が広まり、2001年頃からノープー派が増えていったのです。

日本を始め先進国で販売されているシャンプーのほとんどは、高級アルコール系と呼ばれています
これは成分が高級という意味ではなく、1分子中の炭素原子が6個以上のアルコールを意味する「higher alcohol」のhigherを「高級」と訳しただけのこと。
高級どころか石油や植物から簡単に合成できる、非常に安価な界面活性剤がメインになっています。

この界面活性剤の特徴は、水質に関わらず非常に泡立ちが良く、汚れも皮脂もすっきり落とすこと。
それまではどこの国でも石けんなどを使用していたのですが、硬水が多いヨーロッパではよく泡立たず汚れが落ちないため、その欠点を補うべく「ラウリル硫酸ナトリウム」が開発されたのです。

その効果は非常に強かったのですが、分子が非常に小さく毛穴からも浸透し、炎症やかぶれ、アレルギーなどを引き起こすことも当初から知られていました

イタリア人の多くは髪を1週間に一度程度しかシャンプーしませんが、それはこの界面活性剤が髪と頭皮を非常に傷めるからです。
さらに日本は軟水ですから泡立ちが良すぎて、汚れを落とす効果以上にトラブルが大きかったのです。

そこで、分子を大きくして毛穴に浸透しない「ラウレス硫酸ナトリウム」が新しく開発され、現在国産メーカーのほとんどはこちらを使用しています。
しかし、どちらも髪や頭皮表面に対するダメージは変わりません。

シャンプーを使い続けることで、どんなデメリットがあるのでしょうか。
代表的なことが、以下の3つです。

①頭皮の乾燥

特に問題となるのは、頭皮の乾燥です。
頭皮は皮脂などからできる薄い皮脂膜で覆われています。
これには紫外線を阻止したり外的刺激から頭皮を守ったりするバリア機能があり、活性酸素によって細胞が老化するのを防いでいます。

しかし、毎日のように脱脂力が強力なシャンプーを使い続けると、皮脂が常に乾燥することになります。
すると紫外線によって頭皮細胞のDNAが損傷し、薄毛や細毛の原因となってしまうのです。

②頭皮の皮脂の過剰分泌

①とは逆に、皮脂が過剰分泌されて雑菌の温床になってしまうこともあります。
皮脂は身体を守る大切なものですから、失われると皮脂腺が増産体制に入り、どんどん皮脂を分泌し始めることがあります。

すると、皮脂をエサにするマラセチア菌という常在菌が異常繁殖してしまいます。
この菌は遊離脂肪酸を排出し、それが紫外線に当たることで酸化し、臭いの原因となります。

また、脂肪酸が皮膚へと浸透していき髪を育てる毛母細胞や髪の色を作るメラノサイト細胞などがダメージを受け、ヘアサイクルが乱れて抜けやすくなったり白髪が増えたりする可能性が大きいのです。

③界面活性剤によるアレルギー

界面活性剤の悪影響も問題です。
最近は安全性を高めたものも多くありますが、ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムは界面活性剤という成分としてはかなり初期に開発されたものです。

特にラウリル硫酸ナトリウム系は、旧表示指定成分になっているほどアレルギーを引き起こす可能性があり、業界側がどのように説明しようとも、安全性が高いとはいえません。

アレルギーの出方は人によって大きな差があるものの、かぶれや炎症が続くといった場合はアレルギーが発症している可能性があります。
シャンプーは洗い流す時に顔や身体にも触れるため、肌が弱い人は顔や首などが真っ赤に腫れ上がってしまうこともあるのです。

高級アルコール系シャンプーにはこのようなデメリットがあるため、これまで髪や頭皮のトラブルに悩まされて来た人がノープーを実践すると、多くの人が以下の効果を感じています。

・かゆみやフケが減った、なくなった
・抜け毛が減った
・髪に自然なツヤが出るようになった
・髪が太くしっかりしてきた
・ハリやコシが出て、ボリュームアップした
・臭いがなくなって、かすかに甘い香りがすると言われた

様々な髪や頭皮のトラブルに悩む人には、効果が期待できそうですよね。

気になる臭いや衛生面の問題は本当に大丈夫?

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ノープーをしようとする時、最も気になるのが臭いや衛生面でしょう。
これは、その人の体質や体調によってかなり違ってきます

多くの美容師が、「お湯だけで髪の汚れは7割程度は落ちる」と話しています。
これを聞いて安心する人もいるし、「3割も残るの?じゃあ次に洗う時はその3割がプラスされた状態から7割落ちるってことだから…」と不安になる人もいるでしょう。

また、皮脂は30℃前後のお湯で溶けて洗い流せる、と書いてあるサイトもあれば、45℃以上でないと落とせない、という美容師もいます。

さらに、ノープーにしたら頭の臭いがなくなったという人もいれば、家族から臭いを指摘された、という人、かゆみが全くなくなったという人、ひどくなった人など様々です。

この原因には様々なことが考えられますが、その代表的なものを挙げてみましょう。

皮脂の質が人によって違う

同じように汗をかいても、すごく臭いが強い人とそうでもない人がいますよね。
それと同じで、皮脂の臭いにも差があります。
皮脂は食べたものから作られますから、皮脂の元になるものが動物性脂質か植物性脂質かによって、かなり臭いが違ってくるのです。

これはオックスフォード大学での研究でもわかっており、菜食者とそうでない人の体臭を比較した場合、肉を食べる人ほど体臭がきつかったという結果が出ています。

男性ホルモンの量によって違う

皮脂量を増やす作用があるのは男性ホルモンです。
そのため、一般的に男性のほうが頭皮が臭うのですが、中には女性でも強い臭いを放っている人がいますよね。
これはいわゆる「オス化」で、男性に混じって第一線で活躍している人に起こりやすいとされています。

女性にも量は少ないながら男性ホルモンはあります。
それがストレスや競争心などによって活性化してしまい、それと同時に皮脂分泌も活発になり、それが酸化して臭いやかゆみを引き起こすのです。

落ちにくい皮脂と落ちやすい皮脂がある

バターやラードなど動物性油脂の多くは、常温では固体です。
ということは、動物性油脂の摂取量が多い人ほど、お湯で洗っただけではきちんと落ちない可能性があります。
特に、お湯の温度が低いほど頭皮や髪に残ってしまうのです。

洗い方に問題がある場合も

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ノープーをする場合、お湯でできるだけ汚れや皮脂を洗い流そうと思ったら、下準備からしっかりしなくてはいけません。
何もせずにいきなりシャワーを当てても、思ったほど汚れや皮脂は落ちません。

まず、乾いた状態で丁寧にブラッシングして、髪の表面の汚れをできるだけ落とします。
また、頭皮もブラッシングすることで血行が良くなり、皮膚温度が上がるので毛穴が開きやすくなります。
すると毛穴に詰まった皮脂も溶けやすくなるので、お湯だけでもある程度落とすことができるのです。

お湯の温度ですが、皮脂をよく落とすなら温度が高ければ高いほど良いのですが、あまり高いと頭皮を傷めてしまいます
そのため、せいぜい42℃まで、できれば40℃前後にしましょう。

中には34~35℃を勧めている人もいますが、これはその人の皮脂量や質によってはぬるすぎ、あまり落ちない場合があります。
肌が乾燥気味の人はこのくらいの温度で始めてみて、落ちないと感じたら温度を上げていくと良いでしょう。

自然乾燥派ほどかゆみが出やすい

ノープー派でも、湯シャン派ではなくシャンプーの回数を減らすというやり方の場合は、ミランダ・カーさんのような自然乾燥でも良いのかもしれません。

しかし湯シャンをする場合、皮脂が多少は残っているため、そのままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなり、臭いやかゆみの原因となります。
それを避けるために、お風呂から出たらすぐに髪を乾かしましょう。

まずはしっかりタオルドライします。
髪をかき分け、頭皮や髪の根元に残る水分をできるだけ吸い取りましょう。

この水分にも皮脂が溶け出していますから、残したままで乾かしてしまうと頭皮や髪がべとつきやすくなるのです。
タオルの上からタッピングすると、髪に負担がかからずしっかりタオルドライできますよ。

その後、ドライヤーで地肌と根元を最初に、その後全体を8割程度乾かし、最後は冷風で完全に乾かします。
身体が温かい状態なので、頭皮の毛穴をしっかり引き締めないと皮脂が分泌されやすくなってしまいます。

ノープーは誰にでも合うワケじゃない!?

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ノープーは同じことをしても人によって効果に差が出てきます。
乾燥肌の場合は、シャンプーの悪影響が少なくなるため、乾性フケやかゆみがなくなった、髪がしっとりまとまるようになった、という人が多いです。

しかし脂性肌の場合、ブラッシングをしっかりやったりお湯の温度を高めにしたりしなければいけませんし、それでもかゆみや臭いに効果的などころか、悪化することもあります。
頭皮に残った皮脂が紫外線や空気に触れることで酸化し、さらに新しく分泌された皮脂もそれと接触することで酸化してしまうのです。

また、スタイリング剤を使用している人にもノープーは不向きです。
油性成分やロウ成分が配合されたものは、シャンプーなしで落とすことは不可能なのです。
べたつきがひどくなり、悪臭の原因にもなってしまいます。

髪の量や太さによっても、合う合わないがあります
髪の量が多い人や太い人は、ノープーすることでしっとりまとまりやすくなり、残った皮脂のおかげでスタイリングしやすくなるので、効果的といえます。

その反面、髪が細く少ない人はノープーで皮脂が貯まって来ると重くなり、ボリュームが出なくなってしまうため、量の少なさが目立ってしまうのです。

私自身も湯シャン+シャンプー派ですが、脂性で髪が太く多いので湯シャンした翌日は髪がとてもよくまとまり、軽くブラッシングするだけでスタイルが決まります。

その反面、夕方になると地肌も髪もオイリーになってきて、時々かゆみも出てきます。
そこでまた湯シャンすると、翌朝は良いのですが午後には髪が立ち上がらなくなり、触ると脂っぽいのがはっきりわかりますね。

出来るだけストレスなくノープーに移行するには

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ノープーの良いところは、やるのに何の用意もいらないこと、効果がないとわかったらすぐ止められることです。

まずは翌日外出の予定がないという日、ノープーを試してみましょう。
全く洗わなくても湯シャンをしても、好きなほうでかまいません。
それを何回か繰り返していると、自分に効果があるのかないのか、わかってきます。

また、中には湯シャン中心にしたら髪の状態は良くなったけれど、頭皮のべたつきがちょっと気になる、ということもあるでしょう。
そういった場合は、高級アルコール系シャンプーを止め、アミノ酸系など穏やかな洗浄力のシャンプーと湯シャンを交互にしてみてはいかがでしょうか。

ノープー=シャンプーを一切使わないこと、ではありません。
自分に合った頻度でシャンプーを使ったり湯シャンをしたりすれば良いのであって、それが効果的かどうかは自分自身の髪が教えてくれます
あまり悩まず、「今日は疲れたから、洗うのやめちゃえ!」なんて気分で始めてみてくださいね。

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